Barling

Barling's make

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history:

Barling1700年代から続くイングランドの銀細工師一族の末裔、ベンジャミン・バーリングが1812年にロンドンはゴールデン・スクエアに店舗を構え、メシャムパイプに銀細工を施して販売し始めたのがこの伝説のブランドの始まりである。やがて家業はベンジャミンの息子エドワードとウィリアムに引き継がれ、Barlingの製作するユニークなシルバーオーナメント付きのメシャムパイプは英国大博覧会において賞を受けた後、1854年、Barlingはブライヤーパイプの製作を開始する。1854年というその年号は、BBBやCharatanによるブライヤーパイプの製作とほぼ同時であるため、Barlingもまたイギリスに於ける最も初期にブライヤーパイプの製作を始めたメーカーであるといえる。年月を経た、中には樹齢200年を超すものをも含む高品質なブライヤーを使用し、厳格なクオリティコントロールのもと製作されたパイプは素晴らしいものだった。Barlingの名はスモーカーにとって「夢のパイプ」と同義になり、他のライバルメーカーすらBarlingの職人たちとその技術に尊敬の念を抱くほどであったという。

事業の拡大につれて、Barlingはカムデン・タウンのパーク・ストリート(現在はパーク・ウェイとなっている)へとファクトリーを移し、さらにジェフリーズ・プレイスにも工場を新設した(ゴールデン・スクエアのショーケースも1980年頃まで存続)。Barling一家は自らの血統と伝統に高い誇りを持ち、その伝承を必須のものと考えた。最後にBarlingを継承したのはMonty Barlingの義理の息子Nichols Williamson-Barlingであったが、彼はMontyに娘しかいなかったため、その夫としてBarlingの名を名乗ることとなったという。このようにしてBarling一家は自らの事業を固く掌握し、国内はおろか、海外に至るまでその並ぶものの無い高品質と職人芸の確かさは評価されていったのである。

1960年、Nichols Williamson Barlingは事業をタバコニスト・チェーンを経営するFinlay&Co Ltdに売却し、BarlingはFinlayの親会社であるImperial Tobacco Companyの一事業部となった。しばらくの間Nicholsは工場長の地位で会社に留っていたと伝えられるが、それも1967年にはFinlaysのRonald Gibbonsにその地位を明け渡した(※1)。こうしてBenjaminの血脈はBarlingの名とは縁遠くなっていった。その後もBarlingが高品質なパイプ作りを忘れたわけではなかったが、ラインナップは低価格グレードを意識するようになり、ファクトリーはFinlayやBewlayのプライベート・ブランド・パイプだけではなく、他のパイプメーカー、Falcon、Colibli、Ronson等に向けたボウルターニングまでこなすようになった。1970年になるとついに、Barlingの所有権はFinlayから親会社のImperial Tobacco Company傘下のOgden's tobacco Ltd.に移され、パーク・ストリートとジェフリーズ・プレイスの工場は閉鎖され、パイプの他のメーカーに依頼して製作されるようになった。その中にはErik Nording等のメジャーなデンマークのメーカーも含まれていた。それにつれてオフィスもロンドンからリバプールのオグデン支社に移され、最終的に1979年、Imperial TobaccoはBarlingパイプの生産を終了させることを決定する。

消滅の危機に瀕したBarlingを救ったのは、1964年からBarlingのセールス・ディレクターを努め、当時マネージング・ディレクターの地位に就いていたRonald Hardenだった。Hardenは、当時Barlingのメシャム材の供給元であったマン島にオフィスを置くManxman Pipe(当時ガーンジーのタバコ・スペシャリスト、Bucktrout & Co.によってKapp & Petersonから買収されていた)に打診し、BucktroutのNicholas Wheadonとの間に合意が成立した。こうしてBarling Pipe Ltdが成立し、過去のシリーズやシェイプの復刻が行なわれ、Barlingは現在もマン島のラグジーに工場を運営し、190年に渡る歴史を英国におけるパイプメイキング界に刻み続けているのである。そのBarlingパイプのシルバーマウントには現在もなお、ベンジャミンの二人の息子であるE.B、W.Bの刻印が誇らしげにスタンプされている。(※2)

features

Pre-Transition era(※3)のBarlingは非常に高いコレクティビリティを誇る。その理由として、1.熟練した職人による1本1本完全ハンドメイドによる製作 2.樹齢百年以上で長期間エア・キュアー(空気乾燥)(※4)された、最高品質アルジェリアン・ブライヤーの使用、3.モダンデニッシュ、モダンジャパニーズ・ハンドメイド、それも最高ランクの作家の仕事に比肩される精度とディティールへの意識 4.卓越したエアフロー・コントロール・テクノロジーなどが挙げられる。

Pre-Transition eraのBarlingの最大の特徴といえば、それはもはや伝説の域に達しているといっても過言ではないそのスモーキングクオリティだろう。材料には長期間空気乾燥された、樹齢100年(※5)を超えるアルジェリアン・ブライヤーが使用され、熟練した職人たちの手によって完全ハンドメイド(BarlingはCharatanと同じく、ボウルターニングに機械を使用せず、ハンドターニングでボウルを製作した)の工程を経て、サンドピットなし、埋めなしの完全にクリーンの質のパイプとなった。Barlingの職人たちの技術は非常に高く、当時のパイプ業界の中でも尊敬のまなざしで見られることが多かったという。(Barlingで見習い中だった職人が世界大恐慌の折に解雇された際に、彼を招聘して重要なラインの責任者に据えたのは当時のDunhillの工房だったというエピソードまでがあるほどである。)

Barlingは革新性に満ちたメーカーでもある。フラットサドルというマウスピース形状を創始し、そのデザインはRegisterd designとして登録されている。そのためBarlingにはサドルビットを使用したシェイプが非常に多い。また、Barlingはおそらくパイプメイキングの歴史に於いて、エアフローの重要性に気が付いた最初のメーカーでもある。驚くべきことに既に19世紀中の製品から、Tenonのべべリングなどのエアフローをスムーズにする工夫が施されていて、煙道径は非常に太く、高精度のエンジニアリングも相俟って素晴らしく快適なドローを誇る。他にも円錐状のコントローラブルなチャンバー形状など、その意識は細部にいたるまでゆきとどいている。

Pre-Transition Barlingのシェイプのバリエーションはあまり多くはない。ビリヤードファミリー、アップル、ブルドッグ、ローデシアン、ポーカーなどがある程度である。多くは固有のシェイプナンバーを備えるが、制作方法がハンドターニングのため、シェイプナンバーを持たないワンオフのシェイプも、特にハイグレードのグレインの美しいパイプに多い。Barlingのシグネイチャー・シェイプと言えば#252 ExExEL サドルビリヤードに代表される、Flat saddle mouthpieceを備えたサドルビリヤードであるが、ロンドンのレストラン、『ケットナーズ』(※6)のダイジェスティフ・グラスをモチーフにしたと言われるBrandy Glassシェイプは、デンマーク系作家に先駆けたBarlingのオリジナルシェイプである。また、アーミーマウントのビリヤードやアップルも得意とするシェイプであり、代表的なシェイプ#443はコレクターに高い人気を誇っている。

Smoking Characteristic:

オールドブリティッシュマークの中でも最も重厚な雰囲気を持つBarlingだが、その外見からは全く想像がつかない喫煙特性を持っているのは大変興味深い。すなわち一言で言えば『シルク・スムース』、これがBarlingの喫味である。ボーンドライ、エクストリームリィ・クールな煙の質と、スーパースムースなエアフローのコンビネーションは、異次元の吸い味の軽さ、軽快さを持っている。といってもコクや煙草感がスポイルされているわけではなく、味のディティールの細かいニュアンスを全て保ちながら軽さを実現するのは驚異的としか言いようがない。フル・バルカンからライト・バージニアまでオールラウンドにその威力を発揮するだろう。

OLD or LATER? quick identification

Pre-Transition era (〜1960)

最もコレクティブルなBarlingは、1960年のImperial Tobaccoによる買収以前のBarlingである。この1960年以前の時代をPre-Transition era(Pre-Trans)と呼ぶ。UnsmokedのPre-Transition Barlingには、800〜1000ドル、ハイグレードピースには2000ドル以上ものプレミアム・プライスタグが付けられることも珍しくない。1940年代以降のNichols Barlingの時代になると、後にNichols shape numberと呼ばれる三桁(英国国内向けは1+3桁)のシェイプナンバーが制式化されるが、このナンバーが欠落している個体も、ワンオフシェイプを中心に非常に多いのがコレクターの悩みの種である。

・Pre-Transition (〜1960)
BARLING'S (アーチ状、ブロック体)
MAKE (ブロック体)
Nicholsシェイプナンバー(3桁のシェイプナンバー)
サイズコードがある場合はS-M、L、EL、EXEL、EXEXEL、LF、LLFのどれか
ステムにBarling's Cross(ホットスタンプ)

・Pre-Transition (〜1960) ヨーロッパ市場向け
BARLING'S (アーチ状、ブロック体)
MAKE (ブロック体)
1(国内市場向けコード)+ Nicholsシェイプナンバー
サイズコードがある場合はS-M、L、EL、EXEL、EXEXEL、LF、LLFのどれか
ステムにBarling's Cross(ホットスタンプ)

・Pre-Transition (〜1960) Guinea Grain
BARLING'S (ストレート、筆記体)
GUINEA-GRAIN REGD
EB
サイズコードがある場合はS-M、L、EL、EXEL、EXEXEL、LF、LLFのどれか
ステムにBarling's Cross(ホットスタンプ)

Transition era (1960〜68)

Imperial Tobaccoによる買収直後の二年間、Barlingでのパイプメイキングにはほとんど何ら変化したことはなかったが、1963年以降、Barlingは徐々にごく普通の凡庸なマシンメイド・ファクトリーに変化していく。熟練した職人は姿を消してゆき、樹齢の古いブライヤーのオールド・ストックは底を付いて新しいストックに置き換えられ、ボウルの製作方法はハンドターニングからマシンターニングに変わっていく。1968年頃にはこの変化は完了するが、この漸進的な変化の時代をTransition eraと呼ぶ。この時代のBarlingはPre-TransとPost-Transの両方の特徴を兼ね備えていたり、Pre-Transそのものの素晴らしいパイプであったり、Post-Transの凡庸なパイプだったりと、質にバラツキがあり、スタンプも両方の時代のものが混在しているので、非常に質の鑑定が困難である。そのため事実上Pre-Transと同等の品であっても価値は非常に低くなる。もし精確なdatingが可能であればの話ではあるが、1960〜62年の間の二年間の製造になるパイプはPre-Transitionと事実上同一のクオリティであるため、パイプワールドでも屈指のコストパフォーマンスを誇ると言われる。尚、Transitionの『サイズを示す一桁+シェイプを示す三桁のナンバー』であるが、このシェイプナンバー部はNichols shape numberとは互換性のない全く新規に制定されたものである。(例:Pre-Trans "204 S-M" →Trans "2634")

Transition (1962〜68)
BARLING'S (アーチ状、ブロック体)
MAKE (ブロック体)
2〜6以外で始まる4桁のシェイプナンバー、最初の一桁がサイズコードを表す
Transition eraの個体のスタンプには、Pre-TransPost-Transの両方の特徴が混在していることが多い。上に挙げたのはTransition-eraの典型的なスタンプであり、このほかに多くのバリエーションが存在する。例として、サイズコードとサイズを表す2以降の4桁ナンバーの混在、Post-Transition時代の筆記体ロゴの使用など。

Post-Transition era (1968〜現在)

Transition eraに進行していた変化が完全に終了した以降のBarlingである。ごく一般的なファクトリー製パイプといった質で、コレクティブルな価値はほとんどない。デンマークのErik Nordingに製作を依頼したデニッシュ・スタイルのシリーズも存在する。ロンドンにあった会社はやがてリバプールの施設を残すのみとなり、最終的にBarling一家とは全く関係のないBarling Pipe Ltdとなって、イギリスはマン島に移転した。現在はYorkにオフィスを置きながら、マン島での製作が続けられている。Post-Trans Era固有のシリーズ名としてはVintageLondonerBalmoralなどがあり、その多くがBarling CrossではなくB.B&Sのホットスタンプ・ステムロゴを備える。尚、Barling創業の年号をシリーズ名とした1812というパイプが存在し、非常にヨーロッパ向けPre-Transシェイプナンバーと紛らわしいので注意するべきである。

Post-Transition (1968〜)
BARLING (ストレート、筆記体)
2〜6で始まる4桁のシェイプナンバー、最初の一桁がサイズコードを表す

models & grades:Pre-Transition&Transition Era

Barling's Make

Barling's Make Standard Briar

Barling's Make Denture Pipe

Barling's Make Double Denture

Barling's Make C.Y.G.Smoker (alminium tube system)

Barling's Make Ye Olde Wood

Barling's Make Ye Olde Wood Fossil (Sandblast)

Barling's Make Ye Olde Wood Quaint (carved)

Barling's Make Ye Olde Wood Special

Barling's Make Ye Olde Wood Bird's Eye

Barling's Make Ye Olde Wood Straight Grain

Barling's Guinea Grain

sample collection:

Barling's Make

Barling's Pipelet #31 Lambert Norwich Billiard/Liverpool(c.1935)

Barling's Make Desk Pipe (c.1935)

Barling's Make Denture Pipe ExEL Pot (1950s)

Barling's Make Benjamin pot (1947-1952)

Barling's Make A/M Billiard N.Yorke Gateshead (1919)

Barling's Make EL Lovat (c1935)

Barling's Make EL J.J.Fox & Co. Banker (c.1960)

Barling's Make #1655 ExEL Saddle Apple (1950s?)

Barling's Make #1808 pot (1940s)

Barling's Make #1852 ExExEL Saddle Pot (late'50s-1960)

Barling's Make Ye Olde Wood #237 (Ex)EL T.V.F. (1946-1960)

Barling's Make Ye Olde Wood #252 ExExEL T.V.F (1950s)

Barling's Make Ye Olde Wood #266 ExExEL T.V.F (1950s)

Barling's Make Ye Olde Wood #406 ExEL T.V.F. (1946-1960)

Ye Olde Wood "Fossil" #243 ExEL T.V.F. (1947-52)

Ye Olde Wood "Fossil" #245 EL T.V.F. (1946-1960)

Ye Olde Wood "Fossil" #275 EL T.V.F. (1946-1949)

Ye Olde Wood "Fossil" #406 ExEL T.V.F. (1950s)

Ye Olde Wood "Fossil" #550 ExEL T.V.F. (1946-1949)

Ye Olde Wood "Fossil" ExEL T.V.F. (1946-1960)

Barling's Guinea-Grain Regd. EL dublin (c.1950)

Barling's Guinea-Grain Regd. ExEL apple (c.1940)

Barling's CYG-Smoker Regd. 35 billiard w/patent No. (c1935)

 

 

 

new
CYG-Smoker Regd.
c1935
 
new
Guinea-Grain Regd.
c1950
 
new
Guinea Grain Regd.
c.1940
 
new
YOW #252
1950s
 
new
YOW #266
1950s
 
new
YOW #237
1946-1960
 
new
YOW #406
1946-1960
 
new
Barling Piplet
c1935
 
new
YOW Fossil #243
1947-1952
 
new
YOW Fossil #245
1946-1960
 
new
YOW Fossil #275
1946-1949
 
new
YOW Fossil #406
1950s
 
new
YOW Fossil #550
1946-1949
 
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YOW Fossil Bent sitter
1946-1960
 
new
Barling's Make #1808
1940s
 
new
Barling's Make #1852
late'50s
 
new
Barling's Make #1655
1950s
 
new
Barling's Make EL
c1935
 
new
Barling's Make EL J.J.Fox
c1960
 
new
Barling's Make
1947-1952
 
new
Barling's Denture Pipe
1950s
 
new
Barling's Make Desk pipe
c.1935
 
new
Barling's Make A/M
1919
 

(※1)Barlingを後にしたWilliam Alan Williamson Barlingが、のちにCharatanに移籍したと思われる資料がある。それはなんとあまりにも有名なCharatanのRegd No 203573、Double Comfort bitの特許文書で、出願者の欄にWillam Alan Willamsonの名前を見ることができる。この特許は1965年4月5日出願、1966年1月25日発効なので時期的にも一致している。

(※2)Manxman Pipeのブランドホルダーであるマン島ラグジーのLaxey Pipe Ltd.は、使用していたメシャム材の供給難(ケニア、タンザニアは材料が枯渇、ソマリアは政情不安による輸入中止)により、ブライヤーパイプへの転換を試みるも2002年6月に操業を中止した。それにつれてBarling Pipe Ltd.も2004年に操業を中止。192年の長きに渡るBarlingの歴史に終止符が打たれた。

(※3)アメリカのコレクター達の間では、この時代区分を一歩進めて、真のPre-Trans Eraは1952年までとし、一般に言われるPre-Trans Eraの最後期をTransition Eraに含める時代区分法が唱えられている。即ち、Pre-Trans Era(〜1952年)、Transition Phase1(1952〜1960)、Transition Phase2(1960〜1968)、Post-Trans Era(1968〜)という分類である。これは家族経営後期にはファクトリーのコントロールはBarling一族の手を離れていて、製品にも若干ながらクオリティスリップが見られることから提唱されたものだと思われる。

(※4) Pre-Trans Barlingのパイプの箱のインレイには、当時Barlingが使用していたエア・キュアリングに関するキャプションが付けられている。曰く、『―Nothing but the finest quality of old matured Briar Root (racine de bruyere) is used in the manufacture of this famous Barling Pipe. Every bowl is selected by experts, and naturally seasoned in rooms specially erected for the purpose. This seasoning by long strage ensures sweet smoking, greater durability and longer service than those pipes artifically seasoned by treatment with heat and oil. Every pipe stamped BARLING carries the world famous Barling guarantee, behind which is British House of more than 150 years' standing』―。
Pre-Trans Barlingファームは自社の長期間の自然な空気乾燥によるキュアリングを、ライバルメーカーのDunhill・Sasieniが使用していた人工的なオイルキュアリング/オーブンキュアリングの上に位置するものと捉えていたことが見て取れて大変興味深い。

(※5) Pre-Trans Barlingファームは樹齢100年のブライヤーすらも「若い」とみなしていたと言われる。それ以下のブライヤーは使用せず、中には樹齢200年を超えるものもあったという。Pre-Trans Barlingのパイプに使用されたブライヤーの年齢は通常150年程度だと言われている。さらに、ファームはそれら高樹齢のブライヤーの98%を基準に達しないとして廃棄していた。もはや現代のパイプメイキングでは不可能となった実に厳格なクオリティ・コントロールである。

(※6)Kettner's, 29 Romilly Street, Soho 1867年にナポレオン3世のシェフ、アウグスト・ケトナーによって設立されたレストラン。Barlingが最初に店舗を構えたゴールデン・スクエアから非常に近い場所にあった。